システム投資に使える補助金4選

こんにちは、Be# Consultingの三倉です。皆さんは事業の成長のためにシステム投資を検討中ではありませんか?システム投資には相応の資金が必要となりますが、補助金の利用を検討することで、その費用負担を大幅に軽減できる可能性があります。実際、投資額が半額以下になるケースも少なくありません。今回はシステム投資に役立つ補助金についてご案内します。

補助金の基本をまず理解

補助金を活用することにより、事業に大きな変革をもたらすことが可能です。多くの企業経営者が直面する資金調達の課題を、補助金が解決へと導いてくれるのです。例えば、システム投資の場合、通常大きな出費となりますが、補助金を利用することでその負担を大幅に軽減できます。具体的には、補助金によって費用の1/2から2/3が支援されることもあり、これにより実質的な自己負担を1/3から1/2まで減らすことが可能です。このようなメリットを最大限に活用するには、補助金の申請条件やプロセスを正確に理解することが重要です。「では、どの補助金が私の事業に適しているのか?」と疑問に思うことでしょう。次項では、IT投資に活用できる補助金についてご紹介します。

IT導入補助金

特に小規模事業者が効果的なシステム投資を計画する際、IT導入補助金は非常に魅力的な補助制度です。この補助金を活用することにより、会計システム、予約システム、クラウドサービスなど、多様なITツールの導入を手厚く支援します。2024年現在では、インボイス対応ツールの支援が特に強化され、補助率は最大で5分の4にも達します。これにより、50万円から200万円程度の比較的小規模な投資であっても、大幅な助成を受けられるようになります。

持続化補助金

持続化補助金(小規模事業者持続化補助金)は、小規模事業者を対象とした補助金であり、システム投資にも適用できます。更にこの補助金は、システム投資だけではなく、広告宣伝やその他の事業投資にも広く利用できます。50万円から200万円の補助を受けることが可能で、事業のデジタル化やマーケティング活動をトータル的に強化することが可能になります。ただし、この補助金を申請するには事業計画書の提出が必須です。この点で、IT導入補助金に比べて申請の難易度が上がります。

ものづくり補助金

ものづくり補助金は、革新的なサービスや生産プロセスの改善を目指す事業者に適した補助金です。補助額が750万円以上にも上り、大規模なシステム投資に対して強力な支援を提供します。特に、グローバル展開を計画している場合は、最大3000万円までの補助を受けられるため、大幅な支援が受けれます。生産効率の大幅な向上やグローバル市場への進出など、ビジネスの拡大を目指すのに最適な補助金です。ただし、この補助金を申請する際には、高い難易度の事業計画の提出が求められます。

事業再構築補助金

事業再構築補助金は、新しいビジネスモデルの構築や革新的な事業展開を目指す事業者に対して、強力な支援を提供します。この補助金を利用することで、大規模な投資を行うことが可能になり、場合によっては1億円以上の補助を受けるチャンスがあります。新事業の立ち上げや大胆なビジネスモデルの変革を目指す際の貴重な資金源となり得ます。しかし、補助額の大きさに比例して審査は厳格であり、高度な事業計画書の提出が必須条件となります。

システム投資を計画しているあなたへ

補助金を活用することで、システム投資の負担を大幅に軽減し、ビジネスの可能性を広げることができます。しかし、高額な補助金の場合は事業計画書が必要になります。Be# Consultingでは、システム関連の知見もあり、専門的な領域でもサポートが可能です。システム投資をお考えなら、ぜひお気軽にご相談ください。

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この記事を書いた人

中小企業庁認定 経営革新等支援機関
Be# Consulting (ビーシャープ コンサルティング)
代表 / 中小企業診断士 三倉達矢

静岡県中部で活動する中小企業診断士
DX支援、補助金申請支援をメインにご提供

AIの力を借りつつ、本ブログにて日々感じたことを発信中。

オフィシャルWeb
https://be-sharp.online

主な活動エリア
オフライン:静岡市、焼津市、藤枝市、島田市
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