LINE公式アカウントにチャットボット導入

こんにちは、Be# Consultingの三倉です。
今、LINE公式アカウントにChatGPTのチャットボットを導入しています。この技術は、顧客対応を革新し、ビジネスの可能性を大きく広げる力を持っていると思います。
実際に試してみた結果、そのメリットとは何か、そしてどのようにして最大限に活用できるのか、そのプロセスを深掘りしてみたいと思います。あなたも私たちと一緒に、ビジネスシーンを変革するこの最新技術をチェックしてみませんか?

AI×チャットボットの活用

それでは、LINE公式アカウントにチャットボットを仕込むメカニズムを掘り下げていきましょう。

LINE公式アカウントとチャットボットの組み合わせ

LINE公式アカウントにチャットボットを組み込む場合、上記の図の仕組みになります。
問合せの処理は次の4ステップに分けられます。

①ユーザーからの問い合わせ
まず、一般ユーザーがLINEを通じてLINE公式アカウントに問い合わせをします。

②問い合わせの転送
次に、その問い合わせはLINE公式アカウントから外部ツールに自動的に転送されます。

③プロンプトの生成とChatGPTへの投げかけ
外部ツールは様々な設定が施されており、ユーザーからの問い合わせに基づいてプロンプトを生成し、それをChatGPTに投げかけます。

④ChatGPTからの回答のユーザーへの提供
最後に、ChatGPTが生成した回答は、外部ツールとLINE公式アカウントを経由して、元の問い合わせをしたユーザーに返答されます。

この一連のプロセスにより、LINE公式アカウントでChatGPTのチャットボットを利用することが可能です。

下記は試しに入力した結果です。外部ツールに登録したチャットボット(仮名称:ビーシャープボット)が自動で応答しています。

外部ツール「Miibo」の効果的な活用

この仕組みでは外部ツールに「Miibo」を利用しています。
Miiboは、非常にユーザーフレンドリーで、プログラミング知識がなくても簡単に設定可能です。
プログラミングなしで使えるので中小企業での導入もハードルが下がります。
また、ツールの仕様などを確認しましたが、プロンプトの設計がしっかりしている印象でした。活用すれば、DXを加速させる強力なツールと思います。

利用料金の構造

Miiboの利用料金については、「ツール利用基本料」+「問い合わせに応じた課金」になっています。問い合わせの件数に応じて変動する点が特徴です。特に注意すべきなのは、ChatGPTへの問い合わせにもコストがかかるという点です。外部ツールとしてはChatGPTへ支払う分に上乗せして「問い合わせに応じた課金」を設定しているのは当然です。
しかし、MiiboではChatGPTへの課金部分を自分で支払うプランが提供されており、そのプランは月額1万円から利用可能です。これは非常に手頃な価格設定だと思います。中小企業の利用者にとっては、コストを抑えつつ効率的にサービスを利用できるメリットがあります。

プロンプトの重要性

今後、ChatGPTを含むより高精度なAIツールが市場に続々と登場することが予想されます。そして、ビジネスにとって最も重要なのは「プロンプト」です。あなたのビジネスで何を達成したいのか、どのような問題を解決したいのかを明確にすることが、AIを最大限に活用する鍵となります。

外部ツールが変わろうとも、ビジネスの目的やニーズに基づいたプロンプトは変わりません。この点が非常に重要だと思います。明確で効果的なプロンプトがあれば、どのようなツールを使っても、その効果は同じか、あるいはさらに高まります。
進化するテクノロジーの中で、プロンプトの重要性はさらに増していくでしょう。あなたのビジネスにとって最適なプロンプトを見つけ出し、それを活用することで、変わりゆくデジタルの波にもしっかりと対応できるようになります。

ChatGPTを活用した問合せ対応の革新

今回は、LINE公式アカウントにChatGPTのチャットボットを導入することによるビジネスの可能性拡大についてご紹介しました。この技術は、顧客対応の革新とビジネスプロセスの効率化に大きく貢献すると考えられます。特に、外部ツール「Miibo」を活用したプロンプト設計の重要性と、その効果的な活用方法に焦点を当てました。
あなたのビジネスでも、この革新的な技術を活用してみたいと思いませんか?
ChatGPTとLINE公式アカウントの組み合わせを試し、顧客対応の効率化を実現してみてください。

当事務所は静岡にて、ChatGPTをはじめとする生成AIの活用を推し進めています。最新のAIを活用した問合せツール等の導入や定型業務を自動化するカスタムプロンプトの作成などを積極的に支援しています。オンラインによる全国対応も可能です。是非、お問い合わせください。

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この記事を書いた人

中小企業庁認定 経営革新等支援機関
Be# Consulting (ビーシャープ コンサルティング)
代表 / 中小企業診断士 三倉達矢

静岡県中部で活動する中小企業診断士
DX支援、補助金申請支援をメインにご提供

AIの力を借りつつ、本ブログにて日々感じたことを発信中。

オフィシャルWeb
https://be-sharp.online

主な活動エリア
オフライン:静岡市、焼津市、藤枝市、島田市
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