AI×既存ツールがポイント!! 組み合わせ活用でAIの成果を最大化!!

こんにちは。Be# Consultingの三倉です。
先日、「ChatGPTを使いこなしたい」というご相談をいただきました。たしかにAIツールは魅力的ですが、実はAI単体だけに頼ると、思わぬところで限界にぶつかることがあります。
わたしは普段、Excelやブラウザ拡張機能などの“既存ツール”と組み合わせることで、AIの力をうまく引き出すように心がけています。
あなたは、AIとほかのデジタルツールをどう使い分ければいいか、気になりませんか?
今回は、わたしが実践している効果的な方法をお話ししながら、AI活用のヒントをお伝えしたいと思います。

AIとの付き合い方(私の場合)

わたしはAIを使うとき、あえて“お願いする領域”を限定しています。
たとえば、複雑な表作成はExcelでベースを作り、各種集計を行ってから、ChatGPTに文章化や要点のまとめを依頼するのです。こうすることで、Excelの精密な数値管理とAIのスピーディな文章処理を両立できます。
また、情報収集の際、YouTubeから情報を得たい場合もあります。その際はブラウザ拡張機能を使って動画をテキスト化し、そのテキストをAIに投げかけるようにしています。こうした手順を踏むと、AIにすべてを任せるよりも正確性と効率が高まると感じます。
あなたはどうですか?
自分で把握しやすい範囲にAIの役割を絞ったりしていますか?

AIは作業領域を絞ると能力を発揮する

実は、AIにあまりに多くのタスクを一度に与えると、回答が散漫になってしまうことが多いです。たとえば「商品紹介文を考えながら、売上データも分析して、経営戦略の提案も作ってほしい」と一気に頼むと、精度が落ちたり的外れな答えが返ってきたりします。
ですから、ChatGPTなどのAIには“文章要約だけを任せる”とか“メルマガの下書きだけを任せる”といった形で範囲を限定するのがおすすめです。
あなたが本当に解決したい問題を明確にし、その一部をAIに振り分けることで、結果の質は大きく変わります。

AIの技術革新はめざましいがまだまだ扱う人次第

AIの進化は本当に目覚ましいですよね。
現時点(2025年1月)では「ChatGPT o1 Pro」という、月額220ドル(日本円にして約34,000円)もの高性能プランが存在します。
私も使い始めましたが、処理能力が格段にアップしており、とても凄いと思います。
ですが、指示の出し方ひとつで得られる結果は大きく変わるとわたしは思います。
結局、どんなに優秀なAIであっても、あなたが必要な情報や方向性をはっきり伝えなければ、その性能を十二分に活かすことはできません。
AIは万能ではないからこそ、使い手のスキルと工夫で真価を発揮するのだと感じています。

AIを活用する鍵は“組み合わせ”と“最適な指示

今回は、AIだけに頼らず、Excelやブラウザ拡張機能などの既存ツールを組み合わせる重要性をお話ししました。作業領域を絞り込むことで、AIの精度を高められます。
あなたは、AIにどんなタスクを任せ、どんな部分を他のツールで補完したいですか?
ぜひ、今あるツールを最大限に活用しながら、AIを部分的に取り入れてビジネスを加速させてみてください。

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この記事を書いた人

中小企業庁認定 経営革新等支援機関
Be# Consulting (ビーシャープ コンサルティング)
代表 / 中小企業診断士 三倉達矢

静岡県中部で活動する中小企業診断士
DX支援、補助金申請支援をメインにご提供

AIの力を借りつつ、本ブログにて日々感じたことを発信中。

オフィシャルWeb
https://be-sharp.online

主な活動エリア
オフライン:静岡市、焼津市、藤枝市、島田市
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